美味しいものは一緒に

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2012年、京都大学の学生食堂に一人で食事を取る学生向けのテーブル席が設置されたことが話題になりました。
主に食堂利用者の回転率を上げるためという理由ですが、「一人で食事を取っているのを見られるのが気恥ずかしい」「既に何人かのグループが着席しているテーブルに一人で座り辛い」などと考える学生達が食堂の利用を敬遠していたということも設置に至った一因でもあります。
当時は「ぼっち席」とやや揶揄した通称で呼ばれたそのテーブル席ですが、思わぬ好意的な反応をもって歓迎されました。
相席の人を気にせずゆっくり食べられると評判になったその座席は他の大学でも導入され、一人で食事をしたい学生の味方になっています。
それから「おひとりさま」の顧客を歓迎するムーブメントは飲食業にも広がり、仕切りが設けられた一人がけ用の座席で食事できる店や、一人用のブースが利用できるカラオケ店などが登場して話題になりました。

美味しい食べ物を一人で思う存分満喫することはもちろん楽しいでしょう。
他の人の食べるペースに合わせることも、皿に盛られた量を人数で等分して遠慮しながら自分の皿に移す必要もなく、自分の好きなものを好きなように食べられるのです。
大きく口を開けて食事する姿を人に見られたくないという女性にも、一人で利用できる飲食店は魅力的でしょう。
ストレスなく食事ができる環境というのは胃の消化吸収を促す面から見ても、健康的に良いと言えます。

しかし、同じ料理でも大好きな人と一緒に食べた時の美味しさはまた格別なものではないでしょうか。
一人で気ままに食べることの良さはあるものの、世の中には「一人で楽しみたい」食べ物と「誰かとシェアして楽しみたい」食べ物がそれぞれあるものです。

例えば、現在ブームのスイーツなどは「誰かとシェアして楽しみたい」食べ物の代表格といえるのではないでしょうか。
ふわふわの焼き立てパンケーキ、かわいくデコレーションされたドーナツ、フルーツや蜜がたっぷりかかったかき氷など、テーブルに運ばれてきた瞬間に「わあっ」と声をあげてしまうようなキレイでかわいくて美味しいスイーツは、一人で黙々と食べるよりは誰か他の人と一緒に楽しみたいという人が多いはずです。
それが大好きな恋人であれば、なおさら喜びは大きく、美味しさは印象深くなるものです。
人気のパンケーキ店「幸せのパンケーキ」では一枚のお皿に柔らかく分厚いパンケーキが三枚も盛られているため、別々のメニューを注文して恋人とシェアして楽しむこともできるでしょう。
店内の雰囲気も明るく、デートにぴったりです。

一人で食事する時はとにかく気楽にゆっくり楽しみたいという人でも、誰かと食事をしたい時があるでしょう。
その時はうんと美味しいものを一緒に楽しんで、お腹も心も満たされたいものです。

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